吾亦紅の日々淡々と

地方住まいの50代です。日々平穏に淡々と暮らしていければと願っております。脳の活性化を期待して、ブログでも始めてみました。

頑固な舅と読み終わった本

今年89歳になる舅。

 

若いころから頑固なところがあったようですが、歳を取って頑固さが増したよう(-_-;)

 

木曜日に奥歯の義歯が取れてしまい、その日の夕ご飯は「食べない」の一点張り。

 

家族で「柔らかいものなら食べられるよ」「水分はとらないと…」「他の歯で噛むことができるから大丈夫」「歯医者に行くまで食べない気ですか?」などと説得してもダメ。

 

日頃は温厚な夫も「勝手にしろ!」と大声で一言怒鳴ってテーブルを離れてしまいました。

 

デイサービスではその日の昼ご飯もあまり食べなかったそう。

 

高齢の舅なので、体調を崩してしまったら大変です。

 

こんな時は、嫁の私が優しく説得する作戦をとるしかありません(-_-;)

 

少し時間をおいてから

「みんながおじいさんを心配していますよ…。野菜ジュースはいかがですか?噛まなくても飲めますよ。玉子豆腐がありますよ…これなら柔らかいですよ…」と、やさしーく声をかけました。

 

舅「野菜ジュースかね。そのぐらいなら飲んでみるか。」

 

私はジュースの側面に付いているストローを外して、穴に刺しこんであげるところまでの手厚い大サービスをしてあげました。

 

ストローのビニールを外したり、穴に刺しこんだりするのは、高齢者にとってなかなかにハードな作業ですからね。

 

そして、なんとか野菜ジュースや玉子豆腐といった柔らかめのもので食事をすますことができました(^-^;

 

これと似たような出来事は度々…。

 

もっと素直にかわいくなれないものですかねぇ。

 

さて、話変わって昨日読み終わった本です。

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菅野雪虫さん、天山の巫女ソニンのシリーズ『江南外伝 海竜の子』読了。

 

江南の第2王子クワンの少年時代が書かれています。

 

父が誰か知らずに育ったクワン、伯父を亡くし母を亡くし…波乱万丈です。

 

従者セオとの出会いも分かりました。

 

これでこのシリーズの本は、すべて読み終わってしまいました。

 

あぁ、面白いシリーズだったなぁ。

 

児童書もなかなかのものです。