桜が咲き始めましたが、今日は花冷え…寒い日となりましたね。
花冷え、花曇り、花散らし…桜の季節に用いられる言葉の多いこと…。
桜の好きな日本人。
この季節は特に日本語の表現の豊かさを感じます。
昨日はゆっくり読書を楽しめました。
大好きな作家の高田郁さん『あきない世傳 金と銀 八 瀑布編』読了。
この本は図書館本ではなく、購入本です。
手元に置きたい本は、迷わず購入!
八作目になるこの本も、期待を裏切らず面白かったです。
呉服商「五鈴屋」の女店主が、己の知恵と才覚で降りかかる難題を乗り越えながら逞しく生き、店を広げていくストーリー。
主人公が難題を解決していく様が、読んでいて気持ちいいです。
それから分け隔てなく人を大切にする姿勢に、人としてこうあらねば…と心洗われるような心持ちになります。
最後に主人公の妹がとった行動が気になる~というところで八作目は終了。
あー、早く次が読みたい!!