8月です。
午後の空には入道雲も…夏空です。
忙しかった7月末、でもこういう時に限って読書したくなるのはなぜなんでしょう。
家に持ち帰った仕事をちゃっちゃっと終えてしまえば早く寝ることもできたのに、仕事の合間に読書…読書は仕事からの逃避行動か?!と思うくらい(^-^;
これは、その仕事の合間に読み終わった本です(^^)
中島要さん『しのぶ梅 着物始末暦』
時代小説が好きで、図書館で借りてきました。
私にとって初読みの作家さんです。
連作小説だったので、一編が短くて仕事の合間に読むのにちょうどよかったです。
着物の始末をする職人の余一が主人公ですが、むしろその周りの人たちの方がキャラが強めに出ています。
ミステリアスな余一の過去とかも、これから少しずつ明らかになっていくのかもしれません。
読んでいくうちに着物の知識が自然に入ってくるのも楽しかったですよ。
面白いシリーズに出会えてよかったです(^^)
作家の中島要さんは男性だと勝手に思っていたのですが、読み終わってみるともしかしたら女性作家さんかも?!という気がしてきました。
作家さんは名前だけでは分からない場合も多いですものね…。